3月9日、北海道大学 CoSTEP(科学技術コミュニケーション教育研究部門, Communication in Science & Technology Education & Research Program; コーステップ)をこのたび修了いたしました。
CoSTEPとは、科学技術コミュニケーションの教育・研究・実践を、互いに有機的に関連づけつつ、学内外の機関と積極的に連携を進め、科学技術コミュニケーション活動を担う人材養成を行う組織です。
サイエンスを広く伝えることを使命としてライター活動を行っている身として、「一度はサイエンスコミュニケーションを体系的に学びたい」と願い続け、ようやくチャンスが巡ってきました。
「科学を伝える」とは?
学べば学ぶほど分からないことが増えていく、簡単には答えが出せない領域です。
しかし、立場や考え方の違いを認めつつ、自分の立ち位置から正しい情報をコツコツと発信し続ける大切さを実感した1年でした。
また、必修科目を取得すると時間割がほぼ埋まってしまったため、専攻外だからとあきらめた芸術、建築、哲学、心理、社会学を学び直せる希有な機会でもありました。
そしてなにより、すばらしい先生方や受講生との出会いは、私の生活を一変させてくれました。
(バードウォッチングの楽しさを知ってしまいました……!)
成果発表会では思いがけず、学びの小冊子をまとめる役割を拝命し
編集業務を実践できたことは大きなスキルアップにつながりました。
引き続き科学技術コミュニケーションについて学びながら、ライター業務へ反映させていく所存です。
サイエンスコミュニケーターの人脈も大きく広がりました。
人材をお捜しの場合、お力になれるかもしれません。お気軽にご相談くださいませ。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。