果樹の可能性を大きく広げる研究をされている、千葉大学 齋藤隆德 助教にインタビューをしました。
先生が学会で訪れている、パリと大阪をZoomで結んで行いました!
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千葉大学 園芸学部 齋藤 隆德 助教
気候変動に左右されない果実のデザインで世界へ!~特別な日を彩るオーダーメイドワイン用のぶどう開発に挑…
※記事に記載された所属、職名、学年、企業情報などは取材時のものです 芽が出て花が咲き、実が熟し、葉が落ちる。当
世界に一つしかない「デザイナーズベリー」を使ったオーダーメイドのワインを
創り出すプロジェクトが進んでいます。
「単においしいというだけでなく、贈る人をイメージしたオリジナルワインなど、物語を込めた世界に一つだけのオーダーメイドワインが作れるようにしたいと考えています。植物工場の技術と合わせれば、南極や宇宙で育てたぶどうからワインを作ることも夢ではありません」
とのこと。ワクワクしませんか?!
もう一つ、齋藤先生が取り組まれている課題が、気候変動による果物への影響。
ぶどうの色づきの悪化や、梨が開花しないなど果樹産業にも大きな影響が出始めています。
気候変動に負けない品種を創り出すプロジェクトも進んでいます。
植物を守り、育てる育種研究のおかげで、私たちの食と安定した生活が守られているのだなと感じました。