千葉大学 大学院園芸学研究院 深野 祐也 准教授がサイエンスZEROに出演されます。

YuyaFukano

ダーウィンの進化論をベースに、ヒトと生物の相互作用を広い視野で探求する深野祐也准教授が、2023年10月に大きな注目を浴びたカタバミの研究でサイエンスZEROに出演されます。
初回放送日:2024年10月6日 日曜 11:30~ (再放送)12日 土曜午前 11:00~

iNaturalist*という生物の観察記録アプリを使って、世界中の人々がアップロードしてくれた9,561枚のカタバミの写真を分析した結果、ヒートアイランドによる植物の進化が初めて解明されました!

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生物多様性を反映したネイチャーポジティブを目指して ~人と自然の共生を探る進化心理学 千葉大学 大学院... ※記事に記載された所属、職名、学年、企業情報などは取材時のものです 生物多様性を守るための対策が積極的に進めら
生物多様性を反映したネイチャーポジティブを目指して ~人と自然の共生を探る進化心理学

先生は人間の自然観の偏りが、生物多様性保護に大きく影響を与えていることも進化心理学の視点から研究されています。

「人間の自然観は意図せず偏っています。積極的に保護されている絶滅危惧種は可愛かったりかっこよかったりする動物が多く、地味で目立たない虫は保全のための資金や仕組みも低い。私たちの住む環境は人間の感情に強く影響を受け、人間の感情が種の保全を左右している現実があるのです。」

生物多様性を反映したネイチャーポジティブを目指して ~人と自然の共生を探る進化心理学 https://www.cn.chiba-u.jp/next_240628/

社会での生態学ニーズの高まりもいち早く気づかれ、「令和6年度 ネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの同時実現に向けた再生可能エネルギー推進技術等の評価・実証事業」(環境省)において、東急不動産などの企業が取り組むプロジェクトにも参画されるなど、今大注目の生態研究者です。

この数年で、社会における生態学のニーズが高まっています。企業や金融機関が投資や取引先企業を選定する際に、環境への適切な配慮がされているか否かが重要な指標になっているからです。ただし、見せかけの環境配慮を行うと、グリーンウォッシュ*と認識されます。そのため、データの信頼性を明示するべく国際的なガイドラインに沿った客観的な開示や対応が求められています。

生物多様性を反映したネイチャーポジティブを目指して ~人と自然の共生を探る進化心理学 https://www.cn.chiba-u.jp/next_240628/

記事とともに、ぜひ番組もご覧ください!

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